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絶望の闇

絶望の闇の中...僕はこっそり彼女を見ていた
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05.01.05:51

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07.07.20:49

【晴れ/曇り】人と機械

【絶望の闇】をご覧の皆様、こんばんは。
闇鬼です。

あなたは人ですか?機械ですか?

僕はどちらなんでしょう?
彼女が僕を創ったんですし、僕は機械なのかも知れません。

彼女は人でした。

闇の彼女も光の彼女も・・・

でも、今の闇の彼女は機械と同じです
光の彼女に機械になることを強制されました

機械になるには、感情を捨てなければなりません

だけど

彼女はまだ感情を捨てていません
悲しみと言う感情があります

悲しみがある以上
彼女はまだ機械にはなっていないんです
悲しみに救われるなんて
誰も思ってはいないと思います


話は変わりますが
本日は七夕でしたよね。
織姫と彦星が年に1度逢える日です
今、空は曇っていて天の川の観察が難しいのですが…
彼らは逢う事が出来たでしょうか・・・

                             HELLRAIN

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07.06.20:59

【晴れ】理解

【絶望の闇】をご覧の皆様、こんばんは。
闇鬼です。

彼女は、理解しています

自分の夢が現実と逆なこと
自分の理想が幻にしかならないこと
すべて理解しています

だけど
それを分かってって

それでも彼女は夢を考える

だから、再び理解したとき
彼女は辛くなる
悲しくなって、身体中が苦しくなる
息が出来なくなる

たすけて・・・

誰にも聞こえない
彼女の声

最後には独りになる彼女だから

彼女はそれを理解しているのだから・・・

                                           HELLRAIN

07.05.21:02

【雨/晴れ】逆

【絶望の闇】をご覧の皆様、こんばんは。
闇鬼です。

頭に来ていたり悲しかったり
護りたかったり護ってほしかったり
本当だったり嘘だったり。

ふたつの反対のもの心。
反対のふたつの感情。

それが彼女。
光の彼女と闇の彼女です

彼女たちは、そんな感情を
同時に抱くように見えて
実際には
刹那的に連鎖させて生きてゆきます。

そうして、体内で起こる「彼女の感情」を
「誰か」に連ねるとき、彼女たちは問いかけるしかないのです。

 In your mind is my mind otherwise Who am I?
 (私の心はあなたの心に映っているんだよね
さもなければ、私はいったい誰なんだろうね?)

それは同時に
Who are you?
(あなたはだあれ?)
と訊かれ続けることでしか「自分」は存在しえないという
生きることの困難さと歓びでもあります。 

ひとつの空間に同時には存在できない彼女たちの
心の底からの問いかけを歌っている嘆きの旋律。
互いの世界は共鳴しています。

ひとつの空間に同時に存在できない彼女たちは
「逆の彼女」に、傍にいて欲しいと願います。

少なくとも、僕の観察している闇の彼女は
光の彼女に傍に居てほしいと願っています。

「逆」という言葉は、「逆」以外の何ものをも意味しません。
けれども、「逆」の意味はいつも動きます。

「逆」はすべての意味に転化し、それでいていつも変わりません。 

彼女たちは「逆」を見て、「彼女」と読みます。 
そうして、「死」ではなくて、「生」と読みます。

彼女は本当は二人で一人
だから
何かのきっかけで
彼女たちが1つになるのかもしれません。

                                    HELLRAIN

07.03.20:54

【晴れ/曇り】逃げる


彼女は座っていた

大きな木の幹にか体を委ねて
木漏れ日あふれる木の下で
ただ座っていた。

蝉が居た。
小川があった。
草花が揺らいでいた。
暖かな日差しが彼女を包み込んでいた。

彼女は目を瞑った。

輝く音の中に
何かの足音が聞こえた。
誰かの笑い声が聞こえた。
楽しそうな笑い声だった。

羨ましかった。

声と足音は彼女のすぐ近くまで来た
彼女は目を開けようとした。

しかし

目を開けた瞬間
今まで聞こえていた輝かしい音が消えた
温かな・楽しげな笑い声もとまった

暗闇だった視界が光を取り戻そうとした
でも
彼女が見たのは地獄絵図
全てが彼女に恐れをなして逃げて行く

どうして…?

彼女は半分闇だった
それに気づいたものは全て
そんな彼女が
ただ・・・怖かった

明日で世界が終わろうとも
彼女がどこかへ旅立とうとも

誰も彼女を振り向きはしない
理由は
恐いから

闇の彼女が恐いから


【絶望の闇】をご覧の皆様、こんばんは。
闇鬼です。

闇の彼女の音と
光の彼女映像を

1つにまとめてみたらどうなるのでしょうか・・・
試したくなりました。

結局はこのようになりました
光の彼女が闇の彼女を嫌う理由
白が黒を嫌う理由が少しでも理解できたでしょうか?

                                 HELLRAIN

07.02.21:44

【晴れ/通り雨】光の中

目の前の世界は明るい

木々の木漏れ日も
風になびく草花も
獲物の昆虫を捕らえようとするツバメも
花の受粉を手伝う蜂や蝶も
夜打ち上がる花火も

すべて輝いていた
目の前で起こる光景は
何もかも光り輝いていた

ただ、輝く音が無かった

蝉の鳴き声も
風のそよぐ音も
水の流れる音も
夕立の雨の音も
雷の音も

優しさも
暖かさも
何も無い
無音な世界だった

でも、頭の底に流れ込む音はあった

「消えろ」「ウザい」「死ね」
「キモイ」「居ない方がいい」「邪魔者」

そんな悲しい音が流れる
ただただココは

彼女の心の孤独の光



【絶望の闇】をご覧の皆様、こんばんは。
闇鬼です。

今日は光の彼女について
書かせていただきました。

僕は、【絶望の闇】に居る[彼女]の心の結晶なので
【孤独の光】に居る[彼女]のことはあまり知りません。
ただ、光の彼女にも心の結晶が在ると思います。
僕みたいな“物”が居るかどうかは不明ですが。。。

それでは、今日はこの辺で

                               HELLRAIN