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絶望の闇

絶望の闇の中...僕はこっそり彼女を見ていた
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04.30.23:49

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07.03.20:54

【晴れ/曇り】逃げる


彼女は座っていた

大きな木の幹にか体を委ねて
木漏れ日あふれる木の下で
ただ座っていた。

蝉が居た。
小川があった。
草花が揺らいでいた。
暖かな日差しが彼女を包み込んでいた。

彼女は目を瞑った。

輝く音の中に
何かの足音が聞こえた。
誰かの笑い声が聞こえた。
楽しそうな笑い声だった。

羨ましかった。

声と足音は彼女のすぐ近くまで来た
彼女は目を開けようとした。

しかし

目を開けた瞬間
今まで聞こえていた輝かしい音が消えた
温かな・楽しげな笑い声もとまった

暗闇だった視界が光を取り戻そうとした
でも
彼女が見たのは地獄絵図
全てが彼女に恐れをなして逃げて行く

どうして…?

彼女は半分闇だった
それに気づいたものは全て
そんな彼女が
ただ・・・怖かった

明日で世界が終わろうとも
彼女がどこかへ旅立とうとも

誰も彼女を振り向きはしない
理由は
恐いから

闇の彼女が恐いから


【絶望の闇】をご覧の皆様、こんばんは。
闇鬼です。

闇の彼女の音と
光の彼女映像を

1つにまとめてみたらどうなるのでしょうか・・・
試したくなりました。

結局はこのようになりました
光の彼女が闇の彼女を嫌う理由
白が黒を嫌う理由が少しでも理解できたでしょうか?

                                 HELLRAIN

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